投資を始めるには「つみたてNISA」がよいのか?

知り合いから資産運用を始めたいが、何から始めてよいのか分からないと相談がありました。

私も最初はよく分からなかったですし、多くの本を読んだりしてきました。最近はいろいろと制度も変わってきています。2018年からは「つみたてNISA」も始まり投資信託の積立が少しづつ一般的になってきたのでしょう。

私の周りでは20代は投資について前向きであると感じます。逆に40代、50代は悲観的なイメージをもっている人が多く、投資=ギャンブル、投資=FXや株での自己破産の声を聞きました。

お金についての話は会社ではしづらいですが、多くの人はお金についての関心は高いはずだと思っています。今回は初心者に対して伝えたことをまとめて整理しておきましょう。また次の人から相談があったときにもっとわかりやすく伝えられたらよいなと思います。

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現行の制度を活用しよう

資産運用を始めるには証券会社に口座を開くことがまず第一歩になりますが、その前に制度について整理してみましょう。

「確定拠出年金」「NISA」「つみたてNISA」の3つが主な制度になります。

  制度 確定拠出年金   NISA つみたてNISA
税制優遇 ・所得控除
・運用益の非課税
・受取時の軽減税率
・運用益の非課税 ・運用益の非課税
拠出金額(年額) ・33万円(企業型)
※職業や個人型/企業型で異なる
14.4万円~81.6万円
・120万円 ・40万円
非課税運用期間 ・60歳になるまで ・5年間 ・20年間
投資対象 ・定期預金
・投資信託
・保険
・株
・投資信託
・投資信託
解約 ・原則60歳まで不可 ・いつでも可能 ・いつでも可能

何のために運用したいのかで制度を使い分けよう

税金などで一番お得に活用できるのは確定拠出年金です。所得控除ができるため、所得税や住民税を軽減できるため、投資金額以上に効果を発揮します。しかし、60歳まで引き出せないため確定拠出年金での運用は老後資金が中心になるでしょう。子供のための教育費などを確定拠出年金で運用してしまうと必要な時に使えません。

ではNISAなら所得控除はできませんが、個別株などにも投資することができていつでも引き出すことも可能です。その代り運用期間は5年間しかなくその期間に利益を出さなければメリットである運用益の非課税が活かせません。ロールオーバーを活用しても最大で10年間で利益を出さないといけないですね。

つみたてNISAは運用できる金額が40万円と少なく投資信託の積立に限定されますが、20年間運用を続けることができます。その間の運用益は非課税にすることができます。

結局、何から始めたらよいの?

3つの制度はそれぞれメリットとデメリットがあります。自分が何のために運用したいのかを考えて活用するのがよいと思います。

老後資金が心配であれば確定拠出年金、数年間自由に使える(なくなっても生活に影響しない)お金があるならNISA、とりあえず銀行の預金では利率が低いからと定期預金の代わりにつみたてNISAなど自分にあった制度を活用したいです。

どれか一つに絞る必要もありませんし、拠出可能金額を全額運用する必要もないのです。
何のためにいくらくらい貯めていきたいのか目標金額も考えながら初めてみるとよいと思います。

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